2012年ふりかえり

 本日は、2012年の最終日ですね。みなさまにとって、どのような年でしたでしょうか?
私は、アジャイルな開発で、年に3つの社長賞をいただくことができた、とても良い年でした。
これには、すばらしい同僚のメンバーや仲間、家族の存在なくして達成出来なかったことだと思います。
関係者のみなさまに感謝申し上げます。

1月

  • グループで、平成23年度上期の社長賞(特別賞)を受賞。

2月

  • デブサミに初参加。
    • これをきっかけに、楽天の藤原さん(@daipresents)とつながった。R&B会により情報交換をした。とても良い刺激を受けることが出来た。
  • UX(ユーザーエクスペリエンス)向上に向けたアジャイルなプロジェクトチームを立ち上げた。

3月

  • ユーザーテストを実施。関係者全員がやって良かったと声を合わせたのは良い思い出。
  • Agile Japan 2012に参加。楽天の及部さん(@TAKAKING22)とAgile Japan 2013ではパネリストとして登壇できるように頑張ろうと同じ目標を掲げた。

4月

5月

  • PO勉強会(Fearless Journeyワークショップ)に参加。角さんと初対面。樽本さんから6月に仙台でワークショップを一緒にやらないかと声をかけていただいた。
  • 2チームのスクラムマスター、1チームの社内アジャイルコーチ業で毎日が超充実。

6月

  • 個人で平成23年度下期の社長賞(2級)を受賞
  • レッツゴーデベロッパー仙台を開催。前夜祭では、樽本さんにアジャイルUXを学ぶワークショップを実施していただいた。本番では、スタッフとして貢献(いつのまにか、スタッフになっていた)。
  • Yahooさんと交流会を実施。高橋さん(@kappa4)からはたくさんのことを学ばせていただいた。
  • Ultimate Agile Stories Iteration2の寄稿をさせていただいた。

7月

  • 社長賞の副賞で、MacBook Airを購入。
  • 認定スクラムプロダクトオーナー研修(CSPO)を受講。
  • すくすくスクラムアジャイル推進について登壇。
  • 夏サミでは、すくすくスタッフとしてブース出展。社外向けアジャイルコーチ?コンサル?の楽しさを実感。

8月

  • プライベートAgile研修の講師として活動。大変評価が良かったので、とてもうれしかった。継続の依頼あり。
  • Ultimate Agile Stories Iteration2の献本をいただいた。

9月

  • XP祭りに参加。LTで登壇。はじめて時間切れを体験し、練習不足を痛感。準備は非常に重要だと実感。
  • チームの成長ふりかえり実施(期待値の交換)。チームメンバーからは、スクラムマスターのさらに上のスクラムドクターになって欲しいと期待された。

10月

  • アジャイルな開発から組織、会社を変えるため、出向。
  • あるプロジェクトで火を噴いてしまったので、毎日電車帰りにKPT日記をつけて、日々改善していった。この経験により、たくさんのことを学べた。苦しめば苦しむほどスキルや知識はよく身につくことを実感。

11月

  • プロジェクトを変えるコツ、チームを変えるコツを少しずつ体得。
  • 社内でスクラムマスター道場の勉強会を再開。
  • iKnow!アプリを活用して英語の勉強を開始。

12月

  • 実践的オブジェクト指向分析設計・実装の研修を受講。大変良かった。これは、別途ブログにする予定。
  • グループで平成24年度上期の社長賞(2級)を受賞
  • 社内でプロダクトオーナー道場の勉強会を開始。
  • 以下のアジャイル開発の講演依頼をいただいた。
    • 2013年2月:プライベートAgileセミナーで登壇予定。
    • 2013年2月:UMTPのAgileセミナーで登壇予定。(1回目:平鍋さん。2回目:藤原さん。3回目(今回):私)
    • 2013年3月:プライベートAgile研修で講師予定。

2013年のTry

  • 情報発信を多くする。最低でも1日1回は、有益な情報をつぶやく。
  • ブログで一人でも多くの方に貢献できる記事、楽しい記事を書く。
  • 英語学習を継続して取り組み、Agile Conferenceに参加したい。
  • コーディングする時間を増やす。
  • 開発合宿に参加する。
  • Agile Japan2013で登壇したい。
  • 社内外のAgile研修でたくさん登壇したい。

以上、本年は大変お世話になりました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

みなさま良いお年を〜。

Ultimate Agile Stories Iteration2に寄稿しました #uastories

キュウキョクのアジャイル同人誌「Ultimate Agile Stories Iteration2」に寄稿させていただきました。
著者献本をいただき、ありがとうございました。

本書は、昨年の夏コミで初登場した「Ultimate Agile Stories Iteration1」の第二弾です。
今年の夏コミで、本書が頒布されました。
今後の頒布情報は、以下から告知される予定ですので、ご興味のある方はチェックしてください。

(注意:基本的に通信販売を行っていないとのこと)

直近では、9/15(土)に開催されるXP祭りで頒布が予定されています。
なお、頒布により得られた利益は、全額、東日本大震災義援金として寄付されます。

以下、UltimateAgileStories iteration2の執筆者とタイトル一覧です。

  • 表紙デザイン/みずの
  • UltimateAgileStories Iteration2刊行にあたって
  • アジャイル放談/Ultimate Agile Stories編集部
  • はじめの一歩を踏み出そう/倉貫 義人
  • エクストリームプログラミングのプラクティスを深掘りしてみた/天野 勝
  • アジャイル開発チームに気をつけろ!/土屋 ひでみつ
  • 「ふりかえり」を通じてメンバーに積極的に関わっていこう 〜 管理職から始めるアジャイル/岡島 幸男
  • チームへの期待を明らかにする/吉羽 龍太郎 (@ryuzee)
  • コミュニティがチケット駆動開発を支える/小川 明彦
  • TOC(制約理論)のススメ/柴山 洋徳(@shibao800)
  • アジャイルと創作、あるいはタイバニという作品から敷衍した情報化社会でのものづくりについて/みかまま
  • コンテキストでの利用を意識した要求とフィードバックのタイプ分け/森崎 修司(@smorisaki)
  • フィードバック要求開発重要/川端 光義(@agilekawabata)
  • アジャイル・スタートアップ 〜成功に導く7つのプラクティス〜/西 丈善
  • アジャイルプロセス、脱・請負宣言/茺 勝巳
  • “Just get out there and do it”/永瀬 美穂 (@miholovesq)
  • アジャイル開発で大切なことは何か?/松浦 洋介(@ayaya1024)
  • エンタープライズ・アジリティについて本気出して考えてみたら…/@tetsu_m(てつ。)
  • 会社とか企業経営について学んだことを順にメモしてみます/川口 恭伸
  • 組込みでアジャイル?ではなく、組込みだからアジャイル!/前川 直也
  • 組み込み開発でのTDDの諸問題に対応する/井芹 洋輝
  • The World Is Mine/藤原 大(@daipresents)
  • 次の10年に向けた開発環境との向き合い方/長沢 智治 (@tomohn)
  • Ultimate Agile "Cat" Stories/(あ)
  • 記事を書こう!/野口 隆史
  • 新たな協議会設立への思い/新保 康夫
  • アジャイル開発をオフショアに展開するキーポイント/長瀬 嘉秀
  • アジャイルな開発をうまく続けるために/原田 騎郎
  • アジャイルテスティングとドキュメントについて考える/agile.swtest ながた、しんすく(け)さん(編集 かわにし、おうみ)
  • アジャイルテスティングを始めるにあたって気をつけたいこと/細谷 泰夫(@yasuohosotani)
  • ぼくのかんがえたさいきょうのふりかえり/やっとむ こと 安井 力
  • 「タイムライン」と「KPT」併用のススメ/串田 幸江
  • システムと品質にまつわるエトセトラ/大野 晋
  • アジャイル、続けました/山中 美智子
  • アジャイル風の開発で集中を実現する/阪井 誠(@sakaba37)
  • 論語アジャイル: 孔子はどれくらいアジャイルか?/羽生田 栄一
  • 僕にとってのアジャイル/中村 薫(@kaorun55)
  • 探索的スモークテストとかどうでしょう?/かわにし( @tosikawa )
  • アジャイル開発におけるシステムテストの自動化について/小井土 亨
  • アジャイルの好きなところ/中村 洋(@yohhatu)
  • Why Agile?/市谷 聡啓(@papanda)
  • 航空機開発プロジェクトを通じてプロジェクトのサイクルをその身に刻み込むんだよ!!/こしば としあき(@bash0C7)
  • 強いチームを作るために気をつけたい8つのことがら/よしうみ(@yoshiumi2010)
  • 東北で気づいた大事なこと/懸田 剛
  • あとがき

さいごに

 Ultimate Agile Stories編集部の細谷さん、レビューして下さった皆様に感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。私の記事から、一部抜粋します。

アジャイル開発をやったら上手くいくとは限りません。自分達に合ったアジャイル開発にカイゼンしていくことが大切です。そのためには、色々な人と出会い、気づきを得ること、実際に現場へ持ち帰って実践してふりかえりをすることが大事です。そして、継続すべきか、やり方を変えて方向転換していくべきかを話し合い、カイゼンしていくのです。

上記の 気づきは、本書を通して、たくさん得られることでしょう。キュウキョクの執筆陣による体験がたくさんつまっているので、ぜひご一読を。

星野リゾートの教科書から学ぶビジネス成功への良書13選

みなさま、夏休みを楽しんでおりますか?夏休みを温泉で満喫した@ayaya1024でございませう。
夏休み前に部長から、ビジネス(経営)について勉強しておけと渡された本がこちら。

星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 by 中沢 康彦
星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 by 中沢 康彦

軽井沢の老舗温泉旅館から、日本各地でリゾートを運営する企業へ飛躍した星野リゾート
その成長の背景には、星野佳路社長が実践した「教科書通りの経営」がある。
星野流・教科書の生かし方について、まとめる。

星野流・教科書の生かし方

Step1:本を探す

 書店に1冊しかないような古典的な本などが役に立つ。

Step2:読む

 1行ずつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む。

Step3:実践する

 理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる。


星野社長が参考にする教科書の多くは、米国のビジネススクールで教える教授陣が書いたものである。
教科書通りの経営をする利点として、以下をあげている。

  • 教科書に書かれている理論は、「経営の定石」であり、正しい判断の確立が高くなる。
  • 経営判断の根拠や基準となる理論により、行動のぶれが少なくなり、自分の下した決断に自信がもてる。
  • 事例調査から法則を見つけ出された理論により、社員に対して、決断の理由を明快に説明できる。
  • 状況改善に必要な思い切った経営判断を最低限のリスクで実行することができる


教科書が中小企業の経営に役立つ2つのポイント

  1. 教科書の内容を社内に浸透させやすく、理論に沿った方向転換もしやすい点。
  2. 経営リスクを減らす意義が大きい点。

 中小企業の経営者はリスクに対して常に敏感であるべきだ。
教科書を経営に生かし、誤った経営判断をするリスクを減らすことは有益だ。

Step1:本を探す

 教科書として役立つかどうかは、規模、業界、そして企業が置かれている環境などによって違う面もある。記号の成長段階によって、今は役に立たなくても数年後に生かせる本もある。
 だから教科書通りの経営の第一歩は、どの本が経営に役立つかを見極めることだ。
自分の目で確かめながら教科書を探すことが大切だ。
 書棚に1冊ずつだけ置いてあるような本は、流行の波を乗り越えて、体系化された理論として生き残り、定石として一般的に認知されたことを示している。こういう古典的な理論の中にこそ、経営に役立つメッセージがある。だから、星野社長は、書店の平積みになっている本を選ばずに1冊しかないような古典的な本を選ぶ。

Step2:読む

 書かれている理論を理解すると同時に、「自社にどのように当てはめればいいのか」「どこを変える必要があるのか」と考えながら読む。自社の具体的な悩みを考えながら読んでいると、頭の中が次第に整理されていき、やがて打つべき対策が見えてくる。そして、思いついた自社の打ち手をそのページに書き込むことが重要だ。

Step3:実践する

 100%教科書通りにやってみることが重要だ。例えば、ある戦略を実践するには「3つの対策が必要だ」と書かれていたら、1つや2つでなく、3つすべてに徹底的に取り組む。そうすることによって初めて教科書の理論が効果を生む。
 うまくいかないときには戦略を微調整することを考えるが、その判断は慎重にする必要がある。「効果が出るには時間がまだ不足している」「きちんと教科書通りにしていない」という理由で成果が出ていない場合は、戦略を変える必要はない。そんなときに作戦変更することは深い霧の中に入っていくようなものだ。
 微調整する前に、教科書の戦略を1つずつ確認し、なぜ成果が出ないのか、しっかり考える。何度も教科書を読み返して、それをマニュアルとして忠実に実践する。微調整をするのは、すべてを教科書通りにやり切ってからである。
 自分の直感力を信じられない時に、教科書は自らの経営判断の根拠となり、自身を持って頑張る勇気を与えてくれるのである。

以下は、星野社長が参考にした教科書のエッセンスである。

1.『競争の戦略』

競争の戦略
競争の戦略 by M.E.ポーター

  • 企業が競争力を高めるためには、競合するライバルの動向に気を配る必要がある。
  • 企業の基本的な競争戦略には、「コストリーダシップ」「差別化」「集中」の3つがある。
  • 業界構造の成熟度に応じて、競争戦略を考えることで、ライバルに勝つ。
  • ライバルの動向を見極めることで、競争を避ける戦略を取ることもできる。
  • 新規参入の際には、先行するライバルの戦略を見極める。

2.『コトラーマーケティング・マネジメント基本編』

コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編 by フィリップ・コトラー
コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編 by フィリップ・コトラー

  • 自社の戦略を立てるには、競合する他社との関係を知ることが重要である。
  • 企業は市場での地位に基づいて、「リーダー」「チャレンジャー」「フォロワー」「ニッチャー」に分けられる。
  • 市場での地位によって、企業の戦略は異なる。
  • リーダーは、トップシェア企業として、「市場規模の拡大」「市場シェアの保持・拡大」などが重要な戦略となる。
  • チャレンジャーは、市場シェア2番手の企業として、シェアを拡大するためにリーダーや同規模の会社を攻撃する。
  • フォロワーも市場シェア2番手だが、波風を立てずに「リーダーをどのように追走するか」がポイントになる。
  • フォロワーの戦略は報われない場合も少なくない。
  • ニッチャーは、大きな市場でフォロワーになるのではなく、顧客、品質、価格、サービスを絞り込んだ小さな市場でトップに立つ戦略を立てる。

3.『The Myth of Excellence』

The Myth of Excellence: Why Great Companies Never Try to Be the Best at Everything by Fred Crawford,Ryan Mathews
The Myth of Excellence: Why Great Companies Never Try to Be the Best at Everything by Fred Crawford,Ryan Mathews

  • サービスや製品の品質で差別化ができないとき、「アクセス」を高めることによって、他社と差別化ができる。
  • アクセスを高めるためには、お客様との関係を3段階に分けて考える。
  • 第1段階では、お客様が急いでいるときに、スピーディーに買うことのできるサービスと情報を提供する。
  • 第2段階では、「ボタン1つで買える」など、お客様が使い勝手よくアクセスができるようにする。
  • 第3段階では、お客様に対して「今こういうものを買ってはいかがですか」などの提案をする。

4.『売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則』

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則 by アル ライズ,ジャック トラウト
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則 by アル ライズ,ジャック トラウト

  • ある市場に最初に参入することで、他社よりも優位に立つことができる。
  • あるカテゴリーでトップになれない場合、カテゴリーを見直し、トップに立てるような新しいカテゴリーをつくる。
  • 見込み客の心をつかむためには、焦点を絞り込んだ販売戦略が重要になる。
  • 焦点を絞り込んだ販売戦略が効果を発揮するまでには、時間がかかる。
  • 製品ラインアップの拡張は短期的にうまくいっても、長期的にはマイナスに働く。

5.『いかに「サービス」を収益化するか』

いかに「サービス」を収益化するか (Harvard Business Review Anthology)
いかに「サービス」を収益化するか (Harvard Business Review Anthology)

  • 製造業の製品には保証書がある。だが、サービスには保証書がない。何らかの保証が必要ではないか。
  • 「サービスの100%保証システム」とは、サービスが約束通りに提供されることを保証するシステムである
  • サービス内容が約束通りでない場合、顧客がサービスに対して支払った金額を返金する。
  • 顧客が返金を求める理由について、付帯条件や留保条件をつけない。また返金請求の仕組みを簡単なものにする。
  • このシステムを導入することで、顧客は安心してサービスを受けることができる。
  • サービスを提供する社員は、このシステムによって自分のサービスに対して責任感を持つ。
  • 既にサービス内容に定評がある場合、サービス保証システムは不要である。
  • 保証制度を悪用するお客様がいたとしても、その不正が与える損害は、保証システムによる利益に比べると、ずっと小さい。

6.『真実の瞬間』

真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか by ヤン カールソン
真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか by ヤン カールソン

  • お客様はスタッフと接する短い時間=「真実の瞬間」の中で、企業を評価する。
  • 「真実の瞬間」の質を引き上げることで、企業の競争力を高める。
  • 経営者はスタッフの対応力を上げるために、分かりやすいビジョンを示し、必要な情報を共有する。
  • 顧客のニーズに迅速に対応するために、階層の少ない組織をつくることが大切。
  • 最前線のスタッフは、顧客1人ひとりのニーズと問題に対応する権限を持つ。
  • サービス業だけでなく、さまざまな業種でお客様対応の重要性が高まっている。

7.『ONE to ONE マーケティング

ONE to ONEマーケティング―顧客リレーションシップ戦略 by Don Peppers,Martha Rogers
ONE to ONEマーケティング―顧客リレーションシップ戦略 by Don Peppers,Martha Rogers

  • ITの発展が従来のマーケティングを大きく変えている。ワン・ツー・ワン・マーケティングを支える技術は予想以上のスピードで進化している。
  • 企業はお客様1人ひとりの特徴を把握するマーケティングが可能である。
  • 企業はお客様と1対1の関係を持ち、製品やサービスにお客様の要求を反映できる。
  • お客様との取引情報を次の製品・サービス作りや提案に生かすことによって、顧客満足度を高め、リピーターになってもらう。
  • 電子メールなどのツールは中小企業にとって利用しやすい。
  • お客様情報を乱用しない。

8.『ブランド・エクイティ戦略』

ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン by David A. Aaker
ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン by David A. Aaker

  • ブランドには資産としての価値がある。その価値は時間とともに変わっていく面があるため、積極的に管理する必要がある。
  • ブランドの価値を決める要素は次の5つである。
    • 認知=どれだけ知られているか
    • 知覚品質=お客様がどのように感じるか
    • 連想=ブランドについて思い浮かべること
    • ロイヤルティ=リピーターとなってくれるかどうか
    • 他のブランド資産=トレードマークなど
  • ブランド力を高めることによって、企業は競争を優位に進め、収益性を高めることができる。
  • ブランドの価値を高めるためには、長期的な視点に立った首尾一貫した取り組みが必要である。
  • 目先の売り上げや利益を追うだけでは、ブランドの価値は高められない。お客様の期待を裏切ると、ブランドの価値は下がる。

9.『ビジョナリー・カンパニー』

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 by James C. Collins,Jerry I. Porras
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 by James C. Collins,Jerry I. Porras

  • ビジョナリー・カンパニーとは、時代を超え、際立った存在であり続ける企業である。
  • ビジョナリー・カンパニーには、カリスマ的な経営者は不要である。
  • ビジョナリー・カンパニーには、単なる金儲けを超えた基本的価値観と目的意識がある。
  • 基本理念の中身として不可欠な要素はない。社員の指針となり、活力を与えることが重要である。
  • 基本理念は時代や流行に左右されてはいけない。大切なのは、維持しながら進歩を促す点である。
  • 基本理念を組織の隅々にまで浸透させることが重要である。

10.『1分間顧客サービス』

1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣 by Ken Blanchard,Sheldon Bowles
1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣 by Ken Blanchard,Sheldon Bowles

  • 顧客をつかむには、満足させるのでは不十分で、熱狂的なファンを作る必要がある。
  • そのためには自分たちが目指す製品・サービスの中身を自分たちで決める。
  • お客様の声を受け止め、サービスを高めていく。
  • お客様の要求が自分たちの目指す製品・サービスと合わない場合、その要求を無視する。
  • 1%ずつでもいいので、目指す目標に向かって一貫性を持って進み続ける。

11.『1分間エンパワーメント』

1分間エンパワーメント―人と組織が生まれ変わる3つの秘訣 by Ken Blanchard
1分間エンパワーメント―人と組織が生まれ変わる3つの秘訣 by Ken Blanchard

  • エンパワーメントとは、人が本来持つパワーを引き出すことである。
  • 社員のパワーを引き出して、1人ひとりのやる気を高めることで、業績向上につなげる。
  • 社員のエンパワーメントには3つのステップを繰り返す。
    • 仕事に必要な情報を提供し、責任を持って働く気持ちにする。
    • 仕事の目的、目標などを明確にし、自分で管理する領域を作る。
    • 階層化した組織をやめ、自分たちで統率するチームに変える。
  • エンパワーメントの実現には困難な時期が来ることもある。困難を切り抜ける覚悟を固めておくこと。

12.『後世への最大遺物 デンマルク国の話』

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫) by 内村 鑑三
後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫) by 内村 鑑三

  • 後の世代に何を残すのかについて、しっかり考えておく必要がある。
  • お金、事業、思想を残すのは重要だが、うまくいかないこともある。
  • 「勇ましい高尚なる生涯」を残すことは誰にでもできる。
  • それは弱い者を助け、品性を修練する堂々とした生き方である。
  • こうした生き方こそが後の世代に伝える最大要素である。

13.『代表的日本人』

代表的日本人 (岩波文庫) by 内村 鑑三
代表的日本人 (岩波文庫) by 内村 鑑三

  • 日本人が持つ長所を日本を知らない外国人に幅広く伝える。

まとめ

 本書は、「抱えていた課題」、「解決への取り組み」、「多分野への応用」という構成で、上記の教科書のエッセンスを取り入れた実践事例を豊富に紹介していただいた。とても感動し、目から鱗が落ちた。星野社長をはじめ、本書出版の関係者の皆様に心より感謝を申し上げたい。
 星野社長は、100%教科書通りにやってみて、「振り返り」に全力を注ぐ。その「振り返り」があったからこそ、星野社長は自分の判断を信じ、あきらめず、あせらず、経営改革を続けたと思う。「教科書通りの経営」をやり切る姿勢が会社を強くし、人を強くした。

リゾート再生事例から学ぶスクラムマスターの重要性について

先ほどのエントリ(星野リゾートの教科書から学ぶビジネス成功への良書13選)で紹介したエッセンスを具体的に示したのが、こちら。


星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか? by 中沢 康彦
星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか? by 中沢 康彦

 私は、Scrumによるアジャイルな開発で、スクラムマスターとして仕事をしている。星野社長は、スクラムマスターの仕事と同じやり方で、強いチームや組織を作り、破綻したホテルを再生した。別な業種であるが、やり方は共通している。とても興味深い内容だ。

再生のパワーの源

 本書の主役は、星野リゾートが運営する全国のホテルや旅館のスタッフである。お客様を満足させることは、簡単なようで、難しい。その中で、スタッフが自分で考え、悩み、行動し、周囲のスタッフを巻き込み、クレームが笑顔に変わった。星野社長は、スタッフの行動を見守り、問いかけ、アドバイスする。決して細かい指示は出さず、スタッフが自ら動き出すのを待つ。その間、星野社長はスタッフに対して、繰り返し、こう語りかける。

 「お客様の満足度を高めよう」

 星野社長は、現場では脇役どころか、姿さえほとんど見せない。必要なときに、会議に参加したり、メールを送ったりして、勇気づけるだけだ。それでも、星野社長が掲げた「リゾート運営の達人」というビジョンはスタッフの間に浸透し、再生のパワーを生み出している。会議では、何よりも議論をじっくり聞く姿勢を取る。例えば、メンバーに対して、「それって本当?」と尋ねたり、「もっと具体的にしてみよう」「では、どうしますか」と促したりした。メンバーが自分たちで考えるための手助け役に徹していた。
 スクラムマスターの役割の中に、コーチングやファシリテーションがある。そして、チームが率先して作業できるように裏方で支える。まさに、星野社長が行っていたことは、スクラムマスターの役割をこなしていると言えるだろう。

再生で重要なコンセプトづくり

 リゾートの再生に当って、星野リゾートでは調査会社を使って詳細なデータを集めることから始める。再生する施設のメーンターゲットとなる客層を決め、どうアプローチするかを考え、「コンセプトづくり」を進める。コンセプトを明確に定めたうえで、それに合わせた詳細なサービスメニューを組み立て、顧客満足度を高める。サービスの評価を高めることでリピーターを増やし、稼働率を上げる。同時に、業務の進め方を見直し、ムダを取り除く。こうして収益性を高め、早期の黒字化を実現する。これが、星野社長の基本スタンスである。
 私は、Scrumチームの発足時にはじめに行うこととして、インセプションデッキづくりを推奨している。
インセプションデッキとは、プロジェクトの関係者全員で、ビジョンの共有やプロジェクトの全体像、今後の方向性等を明らかにしてくれるツールのことである。インセプションデッキのテンプレートは、こちらから入手できる。keynote版とPowerPoint版が用意されている。
 その他に、メーンターゲットを決める際は、ペルソナ(仮想のユーザ)を描いて、行動シナリオやゴールについて仮説を立てる。

再生で重要なモチベーション

 星野社長は、再生を実現するためには、社員のモチベーションが不可欠だと考えている。私も同意である。一人でも多くのお客様に喜んでもらえるサービスやプロダクトを提供したいといった高いモチベーションがなくては、より良いサービスやプロダクトは生まれないだろう。
 星野リゾートでは、若いスタッフが上司に向かって、遠慮することなく「自分はこう考える」と主張する姿を目にする。星野社長は、「誰の主張か」でなく、「どんな主張か」が重要だと考える。
 Scrumの開発も同様の考えだ。Scrumのプラクティスの一つに「ふりかえり(レトロスペクティブ)」がある。そこでは、「問題対私たち」の原則に則っている。問題に対して、責任を追及して、特定の人を攻撃することはしない。問題の原因についてチーム(私たち)で検討するのである。その原則により、「信頼関係」を築き、より良い発想が出てくるのである。

再生で重要な育成

 再生に当って、顧客満足度の向上を強調し続けた。スタッフが考えて動くように、自由な議論を続けた。それがスタッフを変え、成長させた。現場スタッフの顧客志向の行動が、様々な大ヒットを生んだ。現場スタッフを信じ、チャレンジさせたり、自信を持たせるために星野社長は、様々なアクションを取った。それも、ベストなタイミングで実施されていた。これは、常に、現場のことを見て回り、サポートが必要なところに必要な行動で対応していたのが良かったと思う。星野社長は、「日本の観光をやばくする(素晴らしくする)」ために一番重要だと考えているのが、現場のスタッフである。スタッフがうまく判断できなければ、顧客満足度を高めることはできない。業務内容を標準化してムダをなくしても、最終的には観光ビジネスの競争力を決めるのは、スタッフの対応である。
 スクラムマスターは、チームメンバーを信じて任せることが大切だ。チームメンバーに気づいてもらうように、仕向ける行動も必要である。あまりに前に出過ぎるとチームメンバーの思考停止や、やらされ感を味わってしまい、機能しなくなるので注意。

まとめ

 スクラムマスターは、Change Agent(変革推進者)である。星野社長が再生するために施した対策は、スタッフを育て、組織や会社を強くした。まさに、Change Agentである。どんな業種にも、スクラムマスターの役割が求められている。今後さらにスクラムマスターのスキルを磨いていき、自分を変え、チームや組織、会社を良い方向に変えていきたい。変えた事例をたくさん報告できるよう、精進していく。

Scrumチームを作って、はじめにやった方が良い8つのポイント

Scrumチームを作りました。
さて、何からはじめた方が良いのか?と思っているあなたへ送る8つのポイントです。

8つのポイント

1.一人ずつ自己紹介する。

 名前、所属、ニックネーム、趣味、特技などを共有する。

2.チームへ自分が貢献したいところを宣言する。

 例えば、クライアント、サーバサイド、インフラ…を任せてください、と宣言する。

3.チームメンバーが自分にどんな成果を期待しているかを伝えてもらう。

 例えば、ファシリテーションに期待しています、と伝える。

4.プロジェクト関係者全員で、インセプションデッキを作成する。

 インセプションデッキは、プロジェクト関係者全員でプロジェクトの全体像やこれからの方向性を明らかにするツール。
 詳細は、以下のアジャイルサムライをご参照ください。


5.朝会をする。

 昨日やったこと、今日やること、課題を共有する。気分も追加するとチームのサポートや会話が生まれるので、おすすめです。

6.ランチ会をする。

 食事をしながら、一人ひとりが素直に何でも話しが出来る場を作る。

7.ふりかえりをする。

 1日、1週間、スプリント毎にふりかえりをする。

8.飲み会をする。

 素直に自分をさらけ出せる貴重な場を作る。
 ある部長がゲーマーで、メンバーと盛り上がったこともあり、以外な一面を見ることが出来る。


上記からもわかる通り、対話することが重要です。
中には、無口の方もおりますが、以下の言葉を伝えた瞬間、話をするようになった方がいました。

「我々は、チームなので、どんな話をしても良いです。批判をせずに、全て受け取りますので、失敗を恐れず思ったことを共有してください。Scrumによるアジャイルな開発には正解がありません。チームで考え自分達でより良くしていきましょう。」

まとめ

Scrumは、問題を表面化するためのフレームワークです。
したがって、チーム一人ひとりが透明性を持ち、情報共有できることが重要です。

タイムボックスとはなにか?

先日、あるAさんからこんな質問をいただいた。
アジャイル開発のScrumをはじめてから、打ち合わせの時間が増えて、コードを書く時間がなくなった。どうすれば時間を確保することが可能か?」
時と場合によるが、タイムボックスをきちんと守っていれば、必要な時間を確保することは可能だと答えた。

タイムボックスとは?

固定された期間であり、計画のときに作業を達成できる量を入れる箱のことである。
例えば、プログラム開発者にとっては、int型のようなものをイメージするとわかりやすいだろう。

タイムボックスの種類

・リリースまでのタイムボックス
・スプリント(イテレーション)のタイムボックス
・スプリントプランニングのタイムボックス
・朝会のタイムボックス
・ふりかえり(スプリントレトロスペクティブ)のタイムボックス
・デモ(スプリントレビュー)のタイムボックス
・プロダクトバックログリファイメントのタイムボックス
などがある。

タイムボックスを設定したときと設定しなかったときの違い

<タイムボックスを設定しなかったときの例>
・ダラダラと時間だけが過ぎてしまい、目標を達成することが難しい。
・長い時間を使っても、良いものが出来ないことがある。
・人任せになることがある。

<タイムボックスを設定したときの例>
・決まった時間内で、ゴールを達成できるように参加者全員が協力する。
・短い時間で最高のパフォーマンスを発揮しやすい。
・参加者自身が積極的に考えるため、チームのスキルが向上する。

タイムボックスで重要な3つのこと

1.チームで作業を達成できる量(時間)を決め、ゴールを達成できるように協力すること。
 チームで同じ目標のゴールに向かうことが大事。軌道修正が可能である。
2.短いタイムボックスを切って集中し、ダラダラと時間を使わないこと。
 人間には、集中できる時間が限られている。だから、短時間に最大のパフォーマンスを発揮することが大事。
3.決めたタイムボックスを超えた場合は、ふりかえりを行いカイゼンすること。
 手作業で実施していたものを自動化するなど、時間がかかったものを深堀して対策していくことが大事。
 同じ過ちを繰り返さないようにカイゼンすること。

さいごに

Scrumでタイムボックスを必要とするのは、固定された期間(スプリント)で、何個分の価値があるのかを把握して、プロジェクト全体の見通しを良くするために必要である。

タイムボックスは、チームや関係者と一緒に決めていき、時間を崩さずに達成することが大切である。
もし、崩している場合は、チームのカイゼンスキルアップが必要であることを示している。
したがって、短いタイムボックスを設定し実施することで作業時間の確保やより良い時間の確保ができることだろう。

夏サミ2012年にすくすくスクラムがブースを出しました #suc3rum #natsumi

2012年7月27日に開催された、Developers [Social Enterprise] Summit 2012(通称:夏サミ)にすくすくスクラムが公式コミュニティとしてブースを出しました。

http://codezine.jp/devsumi/2012/social

ブースの様子

すくすくスクラムは、スクラム道さんの隣で出展しました。

スクラム道さんのブースでは「Scrum To Go」というScrumに関するお悩み相談を行っていました。
詳細は、こちら

特典の缶バッジです。

スクラム道さんのイベントを一部ご紹介いたします。
Scrum Boot Camp Premiumが9月25日(火)に開催されます。
Scrumによるアジャイルな開発に興味を持っている方は、いかがでしょうか。
素晴らしいコーチ(@ryuzeeさん、@miholoveseqさん)が講師ですので、とても楽しい会になることでしょう。
詳細は、こちら

ブースの内容

さて、すくすくスクラムの話に入ります。
今回は、他のスタッフが多忙のため、私一人での出展となりました。
すくすくスクラムでは、東京以外に仙台や瀬戸内でも開催しています。

【東京】
・7/25(水) アジャイル推進(←開催済み)
・次回は、9月予定。

【仙台】
・7/30(月) スクラム概論
http://tohoku-dev.jp/modules/eguide/event.php?eid=140

【瀬戸内】
・9/29(土) 秋の開発合宿(日帰り)
(別途告知予定)

ブースでは、スクラム道さんと同じようにブースに来てくださった方の現場の悩みを聞いて、解決のヒントを一緒に考えました。

すくすく相談所

今回は、3名の方から相談を受けました。
相談前は、現場に疲れていて、ドヨーンとした表情の方がいました。
相談後は、モヤモヤがすっきりし、イキイキとした表情で現場で試してみます!と力強い言葉を言ってくれました。とても嬉しかったです。

以下、簡単に内容を紹介します。

Aさんのパターン

(悩み)
現場でアジャイルを始めたいのだが、みんな拒否反応を示している。

(解決のヒント例)
アジャイルと言わない。
・ふりかえりをして、継続的にカイゼンしていく。
(ふりかえりをしましょうと言われて、拒否する人は少ない)
アジャイルラクティスは、教科書通りにやる必要はなく、自分達の現場に合ったものを取り入れ、カスタマイズしていくことが大切。

Bさんのパターン

(悩み)
プロダクトオーナーがプロダクトに興味を示してくれなくなった。
例えば、スプリントレビューに参加してくれなくなった。
Scrumをはじめて、2ヶ月間は、参加してくれていたが、その後は参加せず…。

(解決のヒント例)
・思い切って、プロジェクトを停止する。
・プロダクトオーナーを交換する。
・プロダクトオーナーもふりかえりに参加してもらう。
(現状の深堀以外に、感謝したいこともふりかえり時に伝える。すると、プロダクトオーナーは、さらにチームに、そしてプロダクトに貢献していこうと思うようになる)
・プロダクトオーナーとランチをする。
(チームとプロダクトオーナーの仲をよくすると共に、プロダクトのビジョンを共有する場とする)
・スプリントレビューは、デモで出荷可能な製品の増分であることを実際に見てもらう。
(プロダクトオーナーへ品質の数字を出していたとのことで、それだけで満足していたのかもしれない)

Cさんのパターン

(悩み)
画面側とAPI側のチームでは、API側からドキュメントがないと次の作業ができないと言われて、スピードが遅くなる。

(解決のヒント例)
アジャイルマニフェストにある、”包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを価値とする”を紹介。
・画面側とAPI側でホワイトボードで仕様を確認しているとのことで、後からドキュメントにまとめることをAPI側に伝えれば、安心してくれるのでは。
・常に目的を考える。
・必要なドキュメントのみ作成。後でも良いドキュメントは、後にして価値のあるものを先に作る。

さいごに

今回、お越し下さった方には大変感謝しております。
現場の悩みをもとに解決のヒントを一緒に考え、とても勉強になりました。
今後もすくすくスクラムは、みなさまをサポートさせていただき、より良い現場が増えることを願っています。

夏サミ実行委員の皆様、各セッションの講演者の皆様、各ブースの出展者の皆様、そして当日ご参加された皆様。どうもありがとうございました。